現在高一の長男、中二の6月から学校に行けなくなりました。
最初は胃腸炎で、うどんばかりを食べる日々。
小児科で診てもらい、「もう普通に食べても大丈夫」と言われても、食べると嘔吐く。
さすがに2週間もこんな状態は…と子供でも胃カメラをしてくれる病院を探すも、体が拒否反応を起こして「このまま無理に飲ませると、ガラス部分が喉で割れて危険なことになる」と総合病院への紹介状を書いてもらいました。
受付時間が終わっていたので翌日そちらへ向かうも、「15歳以下なので小児科受付へ行ってください」と。
胃カメラをしてほしくて来ているのに、小児科?と懐疑的になりながらも仕方なく向かいました。
少し待つと看護師さんが予診に来られたので、事情を話すと「それはここでは…。何度も歩かせて申し訳ないんですが、受付へお連れしますね、私から話します」と動いてくれました。
そのお陰でやっと消化器内科で受け付けてもらえました。
それからしばらく待つと診察室に呼ばれ、静脈麻酔での胃カメラをお願いしたところ、「いつにします?」と。
いやいやいや!今日!お願いしたい!と「何も食べていないので、できれば今日…」と伝えると、「コロナの検査をしないといけないので、あと1時間掛かりますがいいですか?」と。
ただでさえまともに食べていない、ODを発症している(この時はまだ分かっていません)長男は、こんなに振り回されて大変だったと思いますが、日時を決めて再来院はしんどいのでは?と本人に意向を確認したところ、「待つ」と。
返事をするとすぐ動いてくださり、検査室へ。
大丈夫とは思うものの、結果が出るまでドキドキしますね。
結果は陰性でした。
それから点滴をして、待合で待機。
しばらくして検査室へ呼ばれ、長男は衝立の向こうへ。
同じ部屋だったので、隅の衝立のない部分からこっそり様子を見ていましたが、水揚げ直後のびっちびちの魚の様に跳ねる長男を見て、『薬入ってるよね!?』とかなり動揺しました。
先生や看護師さん達もなんとか体を抑えて内視鏡を通してくださり、やっと検査が始まりました。
画面までは見えなかったので、「終わりました」の声がかかるまでおとなしく待機していました。
「麻酔したけど、すごかったですね。覚えていないといいんですが」と苦笑いしながら言われ、覚えていたら二度と内視鏡出来ない!とちょっと焦りました。
その間看護師さんが、ふらつく長男を車椅子に座らせてくださり、回復室へ。そこでベッドに移って寝てました。
起きるのが早いか、診察室に呼ばれるのが先か、と思っていたら、長男の意識が戻りました。
内視鏡を飲んだ時の事を覚えているかと聞いたら、「覚えていない」と。
ホントにほっとしました。
終わってから自分で車椅子に座ったり、車いすから自分でベッドに入ったりしたので、それは覚えてる?と聞いたら「記憶にない」と。
無意識で動けるんだ、と驚きました。
すると診察室に呼ばれたので、長男を残して行ってきました。
結果は、少し荒れているけれど大丈夫。食事も何を食べても大丈夫ですよ、と。
めちゃくちゃホッとしました。
義父からの遺伝で太れないうえに、毎食うどんの日々。しかも成長期にまともな栄養を摂取出来ない状態だったので、これには助かったーと思いました。
結果を聞き終え長男の元に戻り、結果を伝えると、「やったー!なんでも食べれるー!」と喜んでいました。
早速近所のスーパーに寄って買い出しです。
これで来週から学校に復帰できる、と安堵していたのですが…。
週明けから朝起きられない事態が発覚し、起立性調節障害の診断が下るまで、3カ月掛かります。 それはまた、別記事にします。
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